ヨーロッパに学ぶ子育て方法

ヨーロッパに学ぶ子育て方法

ヨーロッパ流から学ぶ

ヨーロッパの国々は日本よりも幸福度が高いと言われるのですが、それは生活に余裕があるためかもしれません。それは仕事や家事でも当てはまることなのですが子育てについても言えることであり、ヨーロッパの人たちは余裕を持って子育てを楽しんでいると言われています。しかしその方法論は決して複雑なものではなく日本人でも真似できる部分が多いのです。
ストレスを溜めないヨーロッパ流の子育てのポイントを、叱り方や食事の仕方、それに寝かしつけ方などの観点で見ていきましょう。

怒る時は語りかける

まずこれはヨーロッパの中でも北欧にあたるノルウェーの方法なのですが、子供を叱ったり怒ったりしなければならない時に怒鳴りつけたり威圧するようなことはしません。あくまでの相手を1人の人間として尊重し語りかけるように叱るのです。
このような叱り方には2つの効能があり、1つは自分の気持ちも落ち着くということです。人間の感情というものは不思議なもので、自分の行動が感情に影響を与えることが多々有ります。例えば怒鳴っていればイライラは余計溜まってしまいますし、無理にでも落ち着いて過ごせば自然と感情も落ち着いてくるというふうにです。そのため子供を叱るときも怒鳴ったりせず語りかけるように叱ることで自分の気持ちも落ち着き不要なストレスを感じなくなるのです。また2つ目の効能は当たり前のことかもしれませんが、子供も怒鳴られるより語りかけるように叱られた方が素直に相手の言うことを聞くようになります。

夜泣きは放っておく

イライラやストレスを溜めないというのは子育てのとても重要なポイントなのですが、その点イギリス人の夜泣きへの対処法はとても参考になります。子育て中の日本人の方であれば子供の夜泣きに参ってしまいストレスをためている方も多いでしょう。しかしイギリス人には子供の夜泣きによる悩みはほとんどありません。なぜなら子供が夜泣きをしても放っておくからです。
そんなことをして大丈夫か不安に思うかもしれませんが実は問題がなく、子供は夜泣きをしても放って置かれると夜泣きをしなくなるのです。

食事の楽しさを教える

また子供との食事の仕方にもヨーロッパから学べることは多く、例えばフランス人は子供が幼いうちから食事を味わう楽しさを教えます。子供が食事中に騒ぐのに参っている日本人の親は多いと思いますが、それは子供が食事に集中していないために起こることです。幼いうちから味わって食べる楽しさや喜びを教えれば子供は自然と食事に集中し、騒ぐようなことが無くなります。

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